好きなものは好きだからしょうがない

本当に好き勝手書いているサブブログです。メインはこちら→ https://moyyo.hatenablog.com/

好きなものは好きだからしょうがない!

 自己責任とか、この社会で思うこととか、転職してみて感じることとか、まじめなことを書くのもそれはそれで楽しいのですが。そういうんじゃなくてもっとこう……ただ頭に浮かぶパッションをのびのび書いていくような……書いてる私だけが楽しいような……そういう文章だって、書きたいじゃないですか!
 と、いう訳で今回は性癖の話をします。ちなみに、私のリアルの友人がうっかりこれを読んじゃったりしてる場合は「本人が楽しそうで何よりだね……」と、ここでそっと閉じて頂ければ幸いです。つまり、そういう話です。
 
 ちなみに「性癖」という言葉ですが、これはもう一次/二次含め、創作物における性癖を今回はさしています。現実とは無関係なので、「ほー、こういうのが理想なんだ」とかっていう話ではないのであしからず。公序良俗的によろしくないものも含まれているので……。
 
 かなり前の話になるけど、夢属性のある友人から「嫌われ夢」というジャンルを教えてもらったときに「色んな趣味の人がいるなぁ……!」と結構衝撃を受けたんだよね。そもそも夢というジャンル自体が、私の中では1mmも理解できないので(貶す意図はなく、本当に趣味嗜好の問題)詳しくなかったんだけど、嫌われ夢ってのはその中でも更に「主人公が推しや主要キャラに嫌われている描写の夢創作」を指すらしく、「そ、そんなジャンルに、一定の需要が……!?」と驚きを隠せなかったんです。(あ、でもこの説明を書くために「嫌われ夢」で調べたんだけど、最後に誤解が解けたりするのも多いらしく、その流れが好きな人の気持ちはわからんでもないな……となったりしたNOW)
 その話を聞いた時には自分がどういうシチュエーションが好きなのかよくわかんなくて、何となく自分が好きなものは皆好きなのでは??くらいの感覚でいたんですが、そんな訳ないよね。人の好みは十人十色、推しも違えば好きなシチュエーションだって違うし、色んな創作物を読んでるうちに「このシチュエーション、超ド級に好みなんですけど……!?」って新しい扉が開くこともあるし……。そうです。今日はその好きなシチュエーションについて、徒然書いていきたいと思います。私が楽しくて何よりです。(公開するかどうかちょっと迷いが出てきたけど、誰も多分見てないんだからどんなものでも公開しちゃえ、が今のブログの信条だからな……)
 あ、順番は好きな順ではないです。思いついた順ですが、言いやすい順でもあります。後ろにいくほどちょっと言いづらいやつ。
 
① みんな大好き両片思い
 前述の友人と「好きシチュ座談会@深夜」をしたときに、友人が一番最初に挙げたもの。これはさ~、みんな好きでしょ。恋愛要素のある二次創作(いや、一次創作もだな)における、カレーライスとかハンバーグ的な存在でしょ。好きじゃない人のほうが珍しいってやつで。そもそも推しCPにはくっついて欲しいけど、そこまでに至るすれ違いや誤解、そこからのハッピーエンドのスパイスの流れがあるとなお滾るというか。すごく少女漫画的な展開ではあるけど、王道だし、当然好きです。(そもそも私の趣味を知っている人に)好きなことがバレてもそんなに恥ずかしくないタイプのシチュエーション。いや、逆に恥ずかしいか……?
 
② 記憶喪失
 先ほどの両片思いがハンバーグだとするなら、これはプリンです。どっちにしろ嫌いな人は少数派やろ、っていう。でも主食ではない、みたいな。(自分にしかわからない例え)これもめちゃくちゃ王道だよね~~~。他のシチュエーションすべてに言えることではあるけど、いろいろ派生があるのも魅力。記憶喪失のふりをしているだけだったり、記憶喪失であることをいいことに恋人だったって騙ってみたり。逆に恋人だったことを隠したり、何なら人魚姫展開で恋人だった相手を忘れて別の人に惹かれたり。記憶喪失モノは割と「記憶を取り戻す」というのが前提にあるからか、ハッピーエンド展開が多いような気がするのも安心して読んだり見たりできるポイントです。
 
③ セフレ展開
 この辺からちょっと理解を得にくいものも増えていく気がしますが、でもこれもみんな好きでしょ……。これは両片思い/片思いとセットであることが多い……というか、流石に私もどっちにも気持ちのないセフレ展開は味のないガム噛んでるような気持ちになってしまうな……。(と、書きながら、最初はそうだったのに途中から恋愛感情が生まれるとかは全然好きだな、とか思いなおしました。記憶喪失ほどではないけど間口が広いなこの設定も)
 推しCPがなかなか付き合わなそう(大抵の推しCPは公式で恋愛関係にはないのでスーパー当たり前体操なのですが)な時とかに「でも、セフレならワンチャンあるのでは……?」と脳がバグったりしてする妄想の一種でもあります。よくバグります。
 片方はセフレ且つ片思いのつもりなのに、もう片方は普通に恋人のつもり、というシチュエーションについては、支部で1,000回は読んだ展開だけど毎回見つける度にニコニコしてしまいます。王道ってそういうものよね。
 
④ プロポーズ/結婚
 は、恥ずかしい……!これが好きっていうの、すごく恥ずかしい……でも好き…。現実では「結婚?なにそれ美味しいの??」くらいの感覚で生きてるつもりの癖に、こと推しCPの結婚とかってなると胃の底から幸せ物質が湧き出てくるっていう……。こういう創作物の中の結婚って、現実でいういろいろな面倒くさいものに全部蓋をして「一緒に生きる約束」みたいな面が強調されるからかもしれない。一緒に生きる約束……病める時も、健やかなるときも……。は~~~~。(言葉にならない感情)
 ちなみにこれ、普通のドラマとかでも結構好きで(そこまでの展開にもよるけど)、海外ドラマのフレンズでモニカがチャンドラーにプロポーズしようとしたところとかめちゃくちゃ最高だった。ていうかそもそも、モニカとチャンドラーの関係は本当に推しシチュが詰まってるんだよな。ずっとただのいい友人だったのに(それぞれに恋人が普通にいて、どっちも別に片思いしてた訳でもなかったのに)、ひょんなことからベッドインしてそこから交際開始っていう流れも好きな人は絶対好きでしょ。私は好きです。
 関連して、苦手なシチュエーションは推しCPの別の相手との結婚です。バームクーヘンエンドとか辛すぎるよ……。
 
⑤ 意に染まぬNTR展開
 これが……好きなのは、流石に人に言いにくいやつですね……。意に染まぬってことは、つまりレの要素もありますし……。
 この扉を開いたのは学園ヘブンの滝くんだったんだよな~。学園ヘブンは普通の学園ものBLエロゲな訳だけど、そこに出てくる滝くんというのがさ……主人公の1つ上の関西弁の背の低いやんちゃな先輩で、他の人のルートではお笑い担当というか、場を明るくするノリのいい子なんだよ。(気さくで、後輩である主人公にも敬語なんて使うな、って言ってきたりする)その子のルートがさ~~、実は悪い副理事長に手籠めにされて脅されてて、学園の人間の秘密を探ったりしてた……ってことが分かるんだよね……。意外性ありすぎるでしょ……。で、「本当は俺、こんなことすんの嫌やってん……!!」ってめっちゃ泣かれるの……。
 ……性癖が歪む音が聞こえた気がしたよね。自分の。推しCP片割れがそれまで全く意識してなかったのに、そういう目に遭ってると知って意識してしまう…っていう展開もたまらんし、そこからの罪悪感とか、付き合ったとしてもなかなか進展しない感じとかも含めて、これぞ性癖って感じなんだよなぁ。
 こういうの、分かる人にはわかるけど分からない人には全然分からないと思うんだけど、好きな人はめっちゃ好きだと思う……。と、ここまで書いて厳密にはNTRではないな……ということに気が付いたけど、直接的に書いちゃうと身も蓋もなさすぎる書き方になっちゃうので許してほしい。


 関係ないけど学園ヘブンは今考えると性癖のサラダボウルだったな……。鬱気味の病弱な先輩、どう見てもショタの化学教師、学園の王様、学園の女王様(※男子校です)、軽薄なナンパイケメン、ドS眼鏡、誠実きまじめ寮長、執事属性先輩、幼馴染、親友……学園ものによくここまで詰め込めたものだわ……。どれか刺さるでしょ……。さすがBLゲームの金字塔と言われるだけのことはある…(PSストアの説明にマジでそう書いてた)
 
 はー!楽しかった!!まだまだある気はするけど、きりがないし一旦思いつき終わったのでこの辺にしよう。マジで脳みそ全然使わないで好きなこと書きまくるのもたまにはいいな…楽しかったわ。